普通の三つ葉よりも、茎が太くて根までついている根三つ葉について。
どんな野菜なのか?どういう食べ方がある?について、ご紹介します。
根三つ葉について
根三つ葉とは、根っこのついた三つ葉です。
普通の三つ葉に比べ、葉は厚めで茎も太く、薬味用というより、
おひたしなど三つ葉が主役になるような料理に合いそうです。
根の部分は、細めのごぼうのような見た目をしているだけでなく、
食感もシャキシャキとごぼうに似ています。
収穫時期は3〜4月で、春の短い間だけ食べることができます。
三つ葉の効能
● クリプトテーネン、ミツバエン :三つ葉の香り成分。食欲増進や消化を助ける効果有。
また神経を落ち着かせるリラックス効果もあります。
● βカロテン:抗酸化作用と免疫を活性化させる効果があります。
● カリウム :余分なナトリウムを排出して、高血圧やむくみの改善に寄与。
根三つ葉の茹で方
根三つ葉の根っこ部分ですが、どこまで食べられるのかなと思いながら処理しましたが、
結論としては、全て食べられました。
ただし、根に土が絡まっているのでよく水で洗い流す処理が必要です。
①根と茎を切り分ける
②根と茎をよく水洗いする。
根はバラバラにした方が、隙間に入った土もきれいに取れました。
③鍋に湯を沸かし塩を入れたら、根部分は1分30秒茹でます。
1分30秒の茹で加減は、柔らかいというより、シャキシャキ食感が残る程度でした。
④茎については、1分茹でます。
⑤冷水でしっかり冷やしたら、水気を取り、根と茎を食べやすいサイズにカットして完成です。
食べ方
根三つ葉のおひたし
三つ葉の爽やかな香りと、根のシャキシャキとした食感を楽しめました。
今までは脇役のイメージだった三つ葉が、おひたしでは味も香りも主役の一品になりました。
根三つ葉と鶏肉の梅あえ
茎と葉の部分を使って、鶏肉と梅肉で和えました。
三つ葉と梅でさっぱりとした、美味しい副菜でした。
まとめ
香りは普通の三つ葉と同じですが、おひたしや和えものなど、
三つ葉を主役にした料理によい野菜でした。
根っこ部分の香りと食感は、美味しく、また来年も食べたいなと思いました。
野菜直売所でも出回る期間が短いようなので、見かけたら是非お試しください。
・根三つ葉とは、根っこのついた三つ葉で、3〜4月が旬。
・三つ葉の香り成分のクリプトテーネン、ミツバエンには、食欲増進やリラックス効果有。
・根三つ葉の根っこ部分は、ごぼうのようにシャキとした食感。
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