菊芋(きくいも)って何?効能と調理方法

野菜の直売所などで、冬になると見かける野菜で、菊芋の香りと甘みをポタージュスープにして、
楽しんでいます。
今回は、菊芋についてのご紹介したいと思います!

菊芋について

1) 菊芋とは

あまり馴染みのない野菜かもしれませんが、北アメリカが原産の野菜になります。
名前の由来は、「菊」の花に似た花を咲かせることと、根が「芋」のように膨らんでいることから、
菊芋(きくいも)となったようです。

食用にされているのは、根の部分になります。
見た目は、ショウガにのように、ゴツゴツした形になっています。
また、最近では、菊芋の成分を抽出したサプリがあるなど、効能にも注目がされているようです。

2) 旬はいつ?栄養と効能

旬の時期は、11~12月頃になります。

菊芋の主な栄養価としては、カリウム、水溶性食物繊維のイヌリンがあります。
という名前ですが、イモ類の中では、でんぷんが少ないので、
昨今流行りの糖質制限によい、カロリーが気になる方には最適な野菜です。

先程効能に注目されているとありましたが、これはイヌリンによるものです。
イヌリンの効能は、血糖値の上昇を緩やかにする、腸内環境の改善に効果があります。
血糖値抑制するという効能に着目し、糖尿病対策として、サプリメントになっているようです。

また腸内環境の改善ですが、善玉菌を増やすことでお腹の調子を整えてくれます。
ただ菊芋を食べた日は、少しお腹が張るような感覚になる時もあります。
個人差があると思いますが、少し食べる量には気をつけた方がよいかもしれません。

3) 菊芋のポタージュスープ

菊芋についてお伝えしましたが、どういう食べ方があるの?
ということで、今回は、菊芋の香りと甘さを味わえる、菊芋のポタージュスープを作りました。

材料
・菊芋:4-5ケ
・じゃがいも(小):2ケ
・野菜だし:1袋
・水:400ml
・豆乳:200ml
・塩:少々

①菊芋とじゃがいもの皮を剥く。
菊芋は皮が剥きにくいので、剥きづらいところは小さく切り、スプーンなどで土が残らないように皮をこそぎ取っています。

②菊芋とじゃがいもを5mmくらいの薄切りにします。

③オリーブオイルを入れ、菊芋とじゃがいもを5分ほど炒めます

④水とコンソメを加えて、弱火で20分煮ます。
菊芋、じゃがいも共に表面に透明感が出てくるまで、煮込みます。

⑤菊芋、じゃがいもが柔らかくなったら、ミキサーにかけて滑らかにします。
さらに、豆乳1カップも加えます。

⑥滑らかになったら、お鍋に戻して、塩で味を整えて完成です。

そのままスープとして、菊芋の風味を楽しんだり、お米を入れてリゾット風にしたりして、
美味しくいただいています。

4) 菊芋としいたけのきんぴら炒め

次にご紹介するのは、菊芋を使った炒めものになります。

ごま油をひいて、菊芋としいたけを中火で炒めます。
しょうゆ、みりん、お酒を加えたら、弱火でさらに炒めて完成です。
菊芋は生でも食べれるので、さっと炒めて、シャキシャキ感を残した状態でいただきました。

菊芋自体に、甘さを感じるので、次回作る時は、もう少しみりんの量は減らしてみようかな
と思います。

まとめ

なかなかスーパーでは見かけない野菜の菊芋について、ご紹介しました。
効能を調べてみると、最近テレビなどで話題になることの多い、
腸活にも効果のありそうな食材のようです。
野菜の直売所などでは、冬になると見かけることもあると思うので、
是非一度、菊芋の香りと甘みを楽しんでみてください!

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