夏になるとよく食卓に出てくるトマトについて、選ぶ時のポイントや湯剥き手順をご紹介します。
トマトについて
1) 旬はいつ?栄養と効能
夏野菜だと思っていたのですが調べてみると、夏の高温多湿に弱い野菜のようです。
通年野菜なので旬の定義が難しいのですが、トマトは清涼な気候と強い日差しが必要な野菜なので、生育に適した時期は、春から初夏のようです。
栄養素についてですが、抗酸化作用のあるリコピンやビタミンC、食欲増進や疲労回復の効果のあるクエン酸を含んでいます。
2) 選び方
トマトの選び方についてですが、下記の①~③を参考にして、選んでいます。
なかなかスーパーだとゆっくり選べないですが、参考にしてみてください。
① へたが青々していて張りのあるもの
トマトは実よりも、へたから先にしなびてくるので、変色しているものやしおれているものは避けた方がよいです。
② ひび割れのないもの
ひび割れた箇所から腐り始めるので、ひび割れがないものを選んだ方がよいです。
③ トマトのお尻に放射線状の筋のあるもの
写真のように放射線状に白い線が入っているものは、糖度の高い印のようです。
3) 湯剥き
炒め物や煮込み料理に生のトマトを使う際、口当たりを良くするために湯剥きをしています。
① へたの反対側の中央部に、十字の切り込みを浅くいれます。
② 鍋にトマトが半分以上浸かる水を入れて、お湯を沸かします。
沸騰したら、トマトの十字の切り込みを下にしてお鍋に入れます。
③ 十字の切り込みを下にして30秒、反対のへた側を下にして30秒ほどしたら、
皮がめくれてきていることが確認できたら、お鍋から上げます。
写真くらいめくれてきた方が④の作業がしやすいので、全体でプラス30-45秒くらいは調整して火を入れています。
④ 水で冷やしてから、皮を手で剥きます。
4) 食べ方
今回は湯剥きしたトマトを使って、キノコとトマトのバジル炒めを作りました。
味付けはシンプルで、オリーブオイルでニンニクを炒め、あとはキノコとトマトを入れ、塩コショウで味付けをし、最後に生バジルを入れて完成です。
シンプルな味付けですが、生のトマトが調味料変わりになり、お酒のおつまみに最適です。
トマトが湯剥きされているので、口当たりよく、美味しくいただきました!
まとめ
トマトの選び方と湯剥きについて、紹介させてもらいました。
袋に入ったトマトの全てが条件に合うものではないかもしれませんが、少しでも選ぶ際の参考になると幸いです。
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