今回は、ごぼうの選び方とたたきごぼうの作り方&下処理について、ご紹介します。
ごぼうについて
1) 旬はいつ?栄養と効能
ごぼうの旬ですが、夏と冬の2回になります。夏のイメージはあまりありませんでしたが、夏の新ごぼうは、4~6月頃の初夏の頃に旬を迎えます。
私の中では、ごぼうは寒い時期の野菜というイメージがありますが、出荷量が多いのは晩秋から冬にかけてで、10~12月頃が旬になります。
次にごぼうの栄養素ですが、とにかく食物繊維が豊富な野菜です。
ごぼうに多く含まれる、イヌリンという水溶性食物繊維には、血糖値を改善する効果や整腸作用があるようです。またこの他にも、リグニンという不溶性食物繊維には、殺菌作用があり、大腸がんの予防にも効果があると考えられているようです。
2) 選び方&保存方法
ごぼうの選び方についてですが、以下がポイントになります。
①太すぎずないもの
太すぎると中に「す」がはいってしまい、おいしくないので、500円玉以上に大きいものは避けています。
②ひび割れていたり、先端が柔らかくなっているものは避ける
先端と根元の両側をみて、ひび割れているものや、持ってみて柔らかくなっていないか確認しています。
保存方法については、土がついたままの状態の方が持ちがよいので、洗わずに袋に入れて、冷蔵庫で保管しています。
3) たたきごぼうの作り方
たたきごぼうは、その名の通り、たたいて開くということから、縁起物のよいものとして、お正月料理の定番になります。常備菜として作っておくと、いい副菜になるので、うちではお正月に限らず、食べています。
たたきごぼうの作り方と、ごぼうの下処理で気をつけていることをご紹介します。
材料
・ ごぼう 2本
(和え衣)
・白すりごま 大さじ2
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ1
・お酢 大さじ1
① 水洗いして泥を落として、包丁の裏側皮をこそぎます
※ポイント※
ごぼうの皮は風味が損なわれるので、そのままでも良いと聞きますが、個人的には泥臭さが残ってしまうので、写真のようにしっかり皮をこそぐようにしています。
② すりこぎ棒などでごぼうを一本ずつたたき、繊維を崩してから、5cm幅に切り、縦半分に切ります。
※ポイント※
茹でる前に1分ほど水にさらします。長時間水にさらすと、ポリフェノールが流れ出てしまうので、短時間にします。
③ ごぼうを茹でる前に、和え衣の調味料を容器に混ぜておきます。
あらかじめ用意しておく理由としては、ごぼうが熱いままのほうが、よく味がなじむので、茹でる前に準備しておきます。
④ 沸騰したお湯の中に入れ、2~3分ほど茹でます。
⑤ ザルにあげて、水気を切ったら、和え衣の中に入れてよくからませて、完成です。
ごぼうとごまのいい香りで、冬のいい箸休めの一品です。お酢多めが好みなので、少し酸っぱめな分量かもしません。
4) 食べ方
たたきごぼう以外にも、ごぼう料理いろいろ試しているので、ご紹介します。
ごぼうのオイスターソース中華炒め
ごぼうは少し太めのささがきにして、豚肉としめじをオイスターソースとしょうゆで炒めました。
炒めものにすることは少なかったですが、ごぼうのシャキシャキの歯ごたえとオイスターソースでお弁当にも使えそうなおかずになりました。
ごぼうと豚肉の柚子胡椒炒め
見た目は似てしまっていますが、こちらは和風炒めものになります。
ごぼうと豚肉をよく炒めたら、しょうゆ、みりんで味付けをします。
最後に柚子胡椒を入れて、再度炒めたら完成です。
しょうゆとみりんだけだと、きんぴらみたいな味付けになりますが、
柚子胡椒を入れることで、いいアクセントになります。
まとめ
腸内環境の改善につながりそうな野菜なので、これからも積極的に食べて、
免疫力UPしていきたいと思います。
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