かぶは、漬物などの常備菜として、よく食卓に並んでいます。
今回は、美味しいかぶの選び方やお手軽な漬物の作り方についてご紹介します。
かぶとは
七草粥にかかせない、”すずな” はかぶのことで、消化を助ける効能のある野菜です。
かぶには他にも別名として、”かぶら”、”かぶな”、などと呼ばれています。
かぶの旬
寒い時期に旬を迎える野菜で、11〜1月頃が出荷量が多く、
寒さで甘みも増した美味しいかぶが多く出回ります。
かぶの栄養素
● アミラーゼ :でんぷんの消化酵素の働きがあるので、
胃もたれや胸やけの解消に効果あるのと、整腸作用もあります。
● βカロテン :かぶの葉に多く含まれています。
効能としては、抗酸化作用と免疫を活性化に効果あり。
他にもビタミンCやカリウムなどが含まれています。
βカロテン、ビタミンCは葉に多く含まれているようなので、
葉の部分も捨てずに調理に使いましょう!
美味しいかぶの選び方
1.根部分に張りがあり、傷のないもの
根部分に張りとツヤがあり、きれいな表面のものがよい。
2.葉がしおれていなく、緑色が鮮やかなもの
根部分よりも葉の方が鮮度の見極めがしやすく、ピンと張っていて、色鮮やかなものがよい。
鮮度保つ保存のポイント
大根と同じで、冷蔵庫で保管する前に、葉と根部分を切り分けておきます。
付けたままにするとかぶの根部分の水分や栄養が葉に吸い取られてしまい、
味が抜けてしまうので、ひと手間加えて美味しくかぶをいただきましょう!
かぶの漬物の作り方
材料
・かぶ:3つ
・塩:かぶの重量の2%
・砂糖:小さじ1
・酢:大さじ1
① 葉とかぶを切り分け、水洗いします。
② かぶは3-5mm幅、葉は30mm幅くらいに切ります。
③ 水で戻していた昆布を3mm幅に切ります。
④ 保存袋に、かぶ、かぶの葉、昆布を加えます。
⑤ かぶと葉の重量の2%の塩を加えます。
(かぶの重量が400gの場合、塩8gを加える)
⑥ 砂糖小さじ1、酢大さじ1を加えて、全体をよく混ぜ合わせておきます。
⑦ 重しをのせて冷蔵庫に移しておきます。
1日は漬けた方が美味しいので、作った翌日以降にいつもいただいています。
まとめ
かぶの漬物は洗って切るだけで簡単で、箸休めにも最適です!
鮮度のよいものは、みずみずしくて、甘みもあるので、是非美味しいかぶを探してみてください。
・かぶの根の部分は、張りと傷がないものが良い。葉からも鮮度確認。
・保存時は、葉と根部分を切り分けて冷蔵庫へ。
・かぶ漬物は、塩を加えて重しを置くことで、水分が抜けて、しんなりとした仕上がりに。
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