鮮度のよいオクラの選び方・下ゆで手順

オクラは、納豆に混ぜたり、豆腐の上にのせたりと、一品足りない時に活躍する野菜です。

オクラについて

1) 旬はいつ?栄養と効能

オクラの旬は、6月~9月頃になりますが、最も多く出回っている時期は、7、8月になります。
次に栄養素についてですが、カルシウム(骨を丈夫にする)、葉酸(赤血球の生産を助ける)、βカロテン(お肌の健康を保つ効果)を豊富に含んでいる野菜です。
またオクラ特有のネバネバの成分ですが、食物繊維のガラクタン、アラバン、ペクチンなどによるものです。これらの食物繊維により、整腸作用を促し、コレステロールの低減にも効果があります。

2) 選び方

オクラを選ぶ時のポイントは以下の4つになります。

① 大きく成長しすぎていないもの
② 表面に黒い斑点が少ないもの
③ 鮮やかな緑色のもので、産毛が密集しているもの
④ ヘタの切り口が変色していないもの

①についてですが、成長しすぎたものだと固くて味も落ちるので、大きく成長しすぎたものは避けた方がよいです。
また②~④については、鮮度のよいものを選ぶ時のポイントで、黒い斑点少ないものやヘタの変色が無いかと確認しています。

3) 下処理・下ゆで

① オクラをよく洗い、ヘタの先端を切り落とします。
そして、ヘタの周りの固い部分を削り取ります。
ヘタは全てを切り落とさないようにしてください。深く切りすぎてオクラの穴が出てしまうと、茹でた時にオクラが水っぽくなるので、ご注意ください。

② 水に塩をひとつまみ入れ、お湯を沸かします。沸騰した後に、オクラを入れて、1分30秒~2分茹でます。

③ 茹であがったら、冷水でよく冷やします。
オクラが熱いままですと、さらに火が入り、柔らかくなるので、すぐに冷やします。


④ キッチンペーパーで水気をよく取り、好みのサイズに切ります。
料理に合わせてカットを変えています。今回は半分斜め切り、半分はそのままの状態で保存しました。

4) 食べ方

オクラと鶏中手羽の梅おかか和え
梅干し1ケ、醤油大さじ1、みりん大さじ1をよく混ぜておき、茹でた鶏中手羽とオクラを和えます。
最後にかつお節とゴマをかけて完成です。

オクラのだし和え
昆布だしの中に、醤油、みりんを入れてひと煮立ちさせて、だし汁を作ります。
火からおろして粗熱が取れたら、だし汁の中に下ゆでしたオクラを入れます。
温かいまま食べてもよいですが、冷たくして食べてるのがお気に入りです。

まとめ

オクラは、お肌やお腹の調子を整えてくれるなど、嬉しい栄養素が取れる野菜です。
週末に下ゆでしておけば、平日は和えるだけで時短にもなるので、夏の間は食卓に並ぶ機会が増えそうです。

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