ナスを選ぶときのポイント

今回は、我が家の食卓にはなくてはならない、ナスの選び方についてご紹介します。

ナスについて

1) 旬はいつ?栄養と効能

夏から秋まで収穫される野菜ですが、7月~9月旬を迎える野菜になります。
ナスの栄養素についてですが、カリウム(むくみ解消血圧を下げる効果)と食物繊維(腸内環境を整える)が多く含まれています。
またナスの皮に含まれるポリフェノールの一種のナスニンには、抗酸化作用があります。またナスの紫色はブルーベリーと同じアントシアニン系の色素で、眼精疲労にも効果が期待できるようです。
皮に含まれる栄養素をしっかり取るためにも、皮は出来るだけ残して調理するようにしましょう。

2) 選び方

ナスを選ぶ時に注意している点は、3点になります。

① 皮に張りのあるもので濃い紫色(手で押してブヨブヨしていないこと)
② ヘタの切り口が茶色く変色していないか
③ ナスのお尻辺りに茶色シミがないか

①についてですが、古くなると皮がブヨブヨしてくるので、ナスを持った時に少し柔らかいものは避けるようにしています。
また③の茶色のシミですが、実が堅いものの可能性があるようなので、気を付けています。
但し ※表面の傷 で記載しているような、茶色の固くなった皮は、傷んでいたり、実が堅くなっているわけではないので、そこは気にする必要はありません。

※表面の傷について

表面の傷について、下の写真のように皮が茶色で少し固くなっているものを見ることがあると思います。
これは、表面が葉や枝で擦れて傷ついた箇所が、カサブタのように残り、茶色くなったもので、腐敗しているわけではありません。皮をむけば問題なく食べることができます。
むしろこの茶色のカサブタは、ポリフェノールが多く含まれているもののようなので、特に気にする必要はないようです。

3) 食べ方

ナスはメインとしての炒め物だったり、副菜にもなるので、夏になると常備している野菜です。

今回ご紹介するのは、ナスと豚肉のショウガ醤油炒めです。
片栗粉と醤油で下味をつけた豚肉をよく炒めたら、ナスとピーマンを入れてしんなりするまで炒めます。すりおろしたショウガ、醤油、みりん、お酒の合わせ調味料を入れて、味付けをしたら、最後にごま油で風味付けをして完成です。

次にご紹介するのは、ナスとみょうがの酢の物です。
ナスは薄くスライスしたら、塩もみしてナスから水気を出してしんなりさせます。
醤油、砂糖、お酢をよく混ぜ合わせて、塩もみしたナスと和えてます。
最後に薄切りにしたみょうがを混ぜ合わせて完成です。

まとめ

今回はナスの選び方についてご紹介しました。
効能の所で説明したように、ナスの皮に含まれるポリフェノールには、抗酸化作用や眼精疲労の効果があるようなので、濃い紫色で皮に張りのある鮮度のよいものを選んで、美味しくいただきましょう!

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