我が家では、夏になるとよく食卓に出るモロヘイヤについて、選び方と茹で方についてご紹介します。
夏バテ対策にもよい野菜なので、是非参考にしてみてください。
モロヘイヤについて
※注意※ モロヘイヤ種子や茎の毒性について
モロヘイヤについて調べてみると、種子や茎に毒性が含まれてるとの記載を発見しました。
これについては、成熟した種子などに有毒を含んでいるようですが、
スーパー等で販売しているものでは、毒性の影響はないと考えられているので、
茎も問題なく食べることはできます。
但し家庭菜園で栽培したものについては、茎や種子などを取り除く等の注意が必要とのことです。
モロヘイヤの種子には、強心配糖体(強心作用のある成分)ストロファンチジンが含まれ、身体に有害であることが知られており、家庭菜園で栽培したものなどで老化した枝葉や種子を誤って摂取した場合、少量でもめまいや嘔吐などの中毒を起こしますので、絶対に食べてはいけません。
出典:食品安全委員会
長崎県で、実のついたモロヘイヤを食べた牛が死亡するという事例が報告されています。
(中略)
従って、家庭菜園などでモロヘイヤを栽培して食される場合には、収穫時期に十分留意し、種子やその莢が混入しないよう、また、市販のタネには、強心配糖体が含まれていますので、小児等が誤って口に入れない等の注意が必要です。
ただし、野菜として市中の小売店に流通するモロヘイヤの摂食では健康被害が起きることはないと考えられます。
旬はいつ?栄養と効能
モロヘイヤの旬は、6月~9月頃で、他の青菜類が少ない時期にとって貴重な青菜になります。
栄養素と効能についてですが、栄養満点な野菜で、免疫力・抗酸化に効果のある、
ビタミンA、C、Eが豊富に含まれており、アンチエイジングや免疫力を高めてくれます。
またカルシウム(神経の興奮を抑制する効果がある)も豊富で、夏の疲れを癒すのにいい野菜です。
モロヘイヤの選び方
葉の部分が緑色の濃いものを選んでいます。
また出来るだけ虫食いの少ないものを選ぶようにしています。
また茎については、茎の切り口が緑色の枝と同じ色のものを選ぶようにしています。
(黒っぽく変色しているものは×)
下処理について
今回のものは、茎も食べられるものなので、茎と葉の両方を処理しています。
① まずモロヘイヤを洗い、茎と葉に分けておきます。
② 火の通りを考えて、茎の方からゆでていきます。
全部で1分間ゆでます。葉については30秒が経ったタイミングで投入します。
③ ゆでた後は水洗いして冷やし、ザルにあげて水気を切ります。
ゆでた後はネバネバが出るので、他の葉物野菜のように、水気を絞っても絞りきれません。
ただキッチンペーパーで水気を取ってから、保存するようにしています。
水気を取った後は、細かく切って容器に保存します。
食べ方
納豆に混ぜて食べたり、梅で和えたり、副菜として大活躍しています。
モロヘイヤのだし醤油和え
個人的には、出汁醤油でモロヘイヤを和えるのが気に入っています。
モロヘイヤのネバネバが出汁に絡み、かつお節を掛けるさらに旨味が増します。
納豆とキムチのモロヘイヤ和え
お昼など手軽に済ませたい時には、納豆・キムチ・モロヘイヤを混ぜて、ご飯にのせて食べています。
納豆とキムチの発酵食品と、免疫力アップのモロヘイヤで、健康によいお手軽一品です!
まとめ
6月~9月に旬を迎えるモロヘイヤ、今回調べてみて、疲労回復に役立つ野菜だと知りました。
下処理については、葉と茎を分けて茹で時間を調整することがポイントですが、
茹でて切っておけば、副菜として便利な野菜です。
夏バテ対策として、今年はモロヘイヤを食べる回数が増えそうです。
コメント