今日は、枝豆の選び方と茹で方のポイントについて、ご紹介します。
枝豆について
旬はいつ?栄養と効能
まず枝豆についてですが、大豆が未成熟な状態で収穫されたものになります。
5月頃から出回り始め、7~8月頃が旬の野菜です。
次に栄養素については、大豆同様、良質なタンパク質が豊富です。
その他には、
・カリウム(利尿作用、むくみ解消)
・ビタミンB1(エネルギーに変えるのに必要な栄養素)
・鉄分、メチオニン(肝機能の働きを助ける)
などを含んでいるので、夏バテ対策にいい野菜です。
枝豆の選び方
枝豆はとにかく鮮度が命で、出来れば枝に付いたまま売られているものを購入するのがよいです。
ただ、枝付きでない場合でも、さやの色や張りを見て買うようにしています。
1.さやの色の緑色が濃いもの
緑色は鮮度のよいものの証拠です。鮮度が落ちてくると黄緑色っぽくなります。
2.さやが茶色などの変色の少ないもの
上の1. であげたように黄緑色に変色していくのと同時、古くなると茶色の斑点が出てきます。
茶色い斑点が少ないものを選ぶようにしましょう。
3.産毛がたくさんついているもの
産毛は鮮度のよさを表すサインになるので、たくさんあるかみてみてください。
枝豆のゆで方について
①たっぷりの水につけて汚れを緩ませます。
②10分程、水につけた後、一度ザルにあげます。全体に塩をかけ、表面の産毛をおとしておきます。
塩をもみ込むことで、農薬も軽減されます。
③お鍋の水が沸騰したら、塩をもみ込んだままの枝豆を入れます。
ゆで時間は中火で5分を目安に、時折混ぜながら茹でます。
火を止める前に、固さを確認し、ザルに上げます。
④ザルに上げた後は、水にさらさずそのまま冷やします。
茹でた直後ですと、枝豆の甘みや風味を感じるので、茹でたてを食べることが多いです。
今日の一品: 枝豆と油揚げの白あえ
枝豆といえば、ビールのつまみのイメージですが、今回は、枝豆と油揚げの白あえです。
枝豆の甘さと色味が白合えのいいアクセントになりました。
味付けは、すりごま、砂糖、醤油で白和え用の衣を作ります。
油揚げは、昆布出汁1/2カップと醤油で煮ることで、油揚げ自体に味付けをしています。
熱々でない枝豆だと、より豆の風味や甘みを感じました。
豆腐と油揚げでボリュームもあるので、いい箸休めになりました。
まとめ
良質なたんぱく質で夏バテ対策によい枝豆、下処理は茹でるだけで簡単なので、
平日の副菜に最適です。週末などで時間があるときは、ひと手間加え、白和えも
また作りたいと思います!
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