おかわかめって見たことありますか?
濃い緑色で、わかめのような見た目の野菜です。
おかわかめってどういう野菜なのか?食べ方や効能について、ご紹介します。
おかわかめとは
ツルムラサキ科の植物で、アカザカズラというのが正式な和名です。
関西地方では、雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)とも呼ばれているようです。
つるむらさきの仲間ということで、葉に厚みがあります。
見た目(色味)がわかめに似ていることから、おかわかめという名前が付いたようです。
茹でるとさらに緑が濃くなるので、わかめと見間違えそうです。
旬はいつ?いくらで買える?
5月頃から収穫が始まり、秋口の葉が枯れるまで収穫できます。
今回は、野菜の直売所で購入し、値段は1袋(おかわかめの葉20枚ほど)で150円ほどでした。
直売所以外では、ネットの野菜直売サイトで購入することが可能です。
おかわかめの栄養価と効能
● 葉酸 :人間の成長を促進する効果と造血のために必要なビタミンです。
新しい赤血球を作るために必要で、貧血予防にも効果があります。
● カルシウム :骨や歯の成長を保つために必要な栄養素です。
● マグネシウム:カルシウム量を調整する働きがあり、丈夫な骨を作るのに効果がある。
● βカロテン :効果としては、抗酸化作用と免疫を活性化させる作用がある。
また体内でビタミンAに変換される栄養素で、お肌や髪の健康維持
に役立ちます。
ミネラルなどが豊富で、雲南百薬と呼ばれているように、非常に栄養価の高い野菜です。
下処理方法
①水洗いして、茎を取り除きます。
※茹で時間が短いので、茎は取り除いた方がよいです。
②鍋に塩一つまみ入れて、お湯を沸かし、30秒茹でます。
③ざるにあげ、冷水にとって冷やしたら、水気を取り完成です。
食べ方・どんな味?
おかわかめのお浸し
だし醤油とかつおぶしで合えて、お浸しにしました。
つるむらさきのような粘りがありますが、茹でると苦みは軽減されて、食べやすかったです。
見た目は少し違いますが、モロヘイヤに近い野菜だなと感じました。
うどんのトッピングに、”本物のわかめ” と ”おかわかめ” を並べて入れたのですが、
茹でたおかわかめは緑色が濃く、本物のわかめと瓜二つでした。
まとめ
ネバネバ野菜は身体にいいとよく聞きますが、おかわかめも栄養豊富な野菜のようです。
茹でれば、クセもなく、美味しくいただけるので、もし是非一度お試しください。
・おかわかめは、ツルムラサキ科の植物で、雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)とも呼ばれている。
・葉酸、ミネラル(マグネシウム、カルシウム)が豊富で、栄養価が高い。
・粘り気ある食感と、ほんのり苦みがある味が特徴。下茹でしていただくのがよい。
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