見た目に特徴のあるロマネスコ、食べ方や効能などについて、今回はご紹介します。
ロマネスコとは?旬はいつ?栄養と効能
ロマネスコとは
アブラナ科の野菜、ブロッコリーやカリフラワーの仲間になります。
名前の由来は、イタリア語のBroccolo Romanesco(ブロッコロ・ロマネスコ)
からきているようです。
日本では生産量は少ないですが、ヨーロッパでは広く流通しているようです。
花蕾(からい)の色は、鮮やかな黄緑色をしています。
食感は、ブロッコリーよりも少し柔らかいので、カリフラワーに近いです。
味は、ブロッコリーのような味に、少し芽キャベツのような香りもしました。
旬はいつ?栄養と効能
ブロッコリーと同じで、寒い時期の11~2月頃に旬を迎えます。
- ビタミンC:ブロッコリーやカリフラワーと同じで、ビタミンCが豊富。
(抗酸化作用、免疫力向上) - 食物繊維 :腸内環境の改善や血糖値上昇の抑制にも効果。
- カリウム :過剰な塩分を排出する働きがあり、高血圧やむくみの解消に効果。
ビタミンCが豊富なので、風邪の引きやすい冬には、最適な野菜になります。
ロマネスコの選び方
選び方は以下がポイントになります。
1.花蕾がぎっしりつまっているもの
ブロッコリーの選び方と同じで、蕾が開いているようなものは避けてください。
2.花蕾の色が、鮮やかな黄緑色のもの
古くなってくると、茶色かかってきます。
3.葉がハリのある緑色をしているもの
古くなると、水分が抜けて、葉がクタッとしてくるので、葉も確認してください。
ロマネスコの茹で方・下処理
なかなか馴染みのない野菜なので、どのように茹でたらいいの?と思い、
下処理方法を調べながら、茹でてみたのでご紹介します。
①葉の部分を切り落とします。
②房に包丁を入れて、小房に分けていきます。
③小房に分けたら、最後に芯の部分も一口大にカットします。
④ボウルに水をはり、切り分けた小房と芯の部分を洗います。
⑤お鍋に塩一つまみ入れて、お湯を沸かし、2分茹でます。
2分経ったら、茹で具合を確認して、まだ固い場合は、プラス30秒茹でます。
⑥茹で具合に問題がなければ、ザルにあげ、冷やします。
冷やし方のポイントですが、水につけないことです。
ブロッコリーと同様、水につけてしまうと、つぼみが水っぽくなってしまうので、
気をつけてください。
⑦冷えたら、キッチンペーパーで水気を取り保存容器に移して完成です!
食べ方
イカのガーリックソテーの添え野菜
ロマネスコが、色鮮やかなので、非常に見栄えのよいプレートになりました。
上でも書きましたが、ブロッコリーに近い風味の野菜なので、洋食の方が合うのかなと思いました。
他のレシピを調べてみると、ニンニクと炒めるレシピがいくつか見つかったので、
今度は、他の食べ方も試してみたいと思います。
まとめ
今回は、珍しい野菜のロマネスコについてご紹介しました。
ブロッコリーやカリフラワーに似ているけれど、ほんのり芽キャベツのような香りがして、
初めての感覚を楽しみました。
是非スーパーなどで見かけた際には、手にとってみてください!
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