最近はスーパーでもときどき見かける、おかひじき、についてです。
毎年春の時期に食べており、季節を感じる、お気に入りの野菜の一つです。
鮮度のよいものの選び方や調理方法について、ご紹介します。
おかひじきとは
おかひじきの名前の由来は、その名の通り、海藻のひじきに似ていることから、
”おか” に生える ”ひじき” という名前になったようです。
ひじきとありますが、海藻ではなく、ヒユ科の野菜となります。
また外虫がつきにくい野菜で、通常、無農薬栽培されて出荷されているようです。
安心して食べられる野菜になります。
食感と味
おかひじきの特徴は、シャキシャキとした食感になります。
心地のよい食感で、個人的には、毎年おかひじきを食べるのを楽しみにしています。
味は、苦みなどもなく、クセのない淡泊な味なので、いろいろな料理に合わせること
が可能そうです。
旬はいつ?
ハウス栽培も近年では進んでおり、一年を通して出荷されていますが、
露地栽培のものは、4~5月の春に旬を迎えます。
野菜の直売所では、春頃に見かけることが多いかと思います。
値段はいくらで買える?
野菜の直売所で購入した場合ですが、70-80gで150-180円くらいで販売していることが多いです。
直売所の場合は、4~5月の旬の時期にしか購入することができないかもしれません。
おかひじきの栄養価と効能
● カリウム :人体に必要なミネラルの一つで、余分なナトリウムを排出する
作用がある。(高血圧に効果)
● カルシウム :骨や歯の成長を保つために必要な栄養素です。
● マグネシウム:カルシウム量を調整する働きがあり、丈夫な骨を作るのに効果がある。
● βカロテン :緑黄色野菜なので、βカロテンが豊富に含まれています。
効果としては、抗酸化作用と免疫を活性化させる作用がある。
また体内でビタミンAに変換される栄養素で、お肌や髪の健康維持
に役立ちます。
ミネラルが豊富に含まれており、骨を丈夫にするのに効果がありそうです。
鮮度のよいおかひじきの選び方
1.鮮やかな緑色のもの
鮮やかな緑色は鮮度のよい証拠になります。
鮮度が落ちてくると、黄色みがかった部分と、写真のように黒く変色する部分が出てきます。
2.切り口が変色していない
上の1. であげた黄色く退色する前に、まず茎の切り口から変色していきます。
なので、切り口が茶色に変色していないか確認するのが重要になります。
3.育ち過ぎていない
茎の部分が太いものは成長しすぎたものになります。
成長しすぎると、茎は筋張って美味しくなく、葉の部分も、固くなってしまいます。
下処理方法
①おかひじきを水洗いしたのち、鍋に湯を沸かし塩を入れたら、1分30秒茹でます。
②茹であがったら、冷水の中でしっかり冷やします。
③熱が取れたら、水気をしっかりきり、食べやすいサイズにカットします。
茹でた後のおかひじきは、冷蔵保存をし、翌日までには食べきるようにしています。
時間が経過すると全体が黒っぽくなるので、できるだけ早めに食べるようにしています。
食べ方
おかひじきとツナのゴマ醤油和え
おかひじきとツナを混ぜ合わせ、すりごまと醤油で和えて、完成です。
おかひじきのシャキシャキ感と、ツナのゴマ和えで、簡単に副菜一品できます。
醤油に加えて、マヨネーズを少し加えても美味しくいただくことができます。
まとめ
シャキシャキとした食感が好みで、毎年美味しくいただいています。
髪やお肌にもよい効能があるようなので、これからも食べていきたいと思います!
・おかひじきは、シャキシャキとした食感とクセのない淡泊な味。
・効能としては、骨を丈夫にするミネラル豊富、お肌や髪の健康によいβカロテンも豊富。
・選び方ポイントは、鮮やかな緑色と茎が太く成長しすぎていないもの。
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