見たことあるけど、どうやって料理にしたらいいかわからない野菜ってありますよね?
今回ご紹介するのは、フェンネルという野菜です。
フェンネルの食べ方や選び方について、ご紹介します。
フェンネルとは
セリ科の多年草のハーブで、日本名では、茴香(ウイキョウ)、イタリア語では、フィノッキオ
と呼ばれています。
効能
● アネトール:フェンネルの香りの主成分。食欲を抑え、胃の健康を保つ効果があります。
また利尿作用や発汗作用があるので、ダイエット中の方にも最適です。
ほかにも、消炎作用があり、せき止めとしても使われているようです。
フェンネル、どうやって食べるの?
初めて見る野菜って、どう食べるの?調理方法は何がいいの?わからないことが多いですよね。
フェンネルの食べ方は、部位で大きく2つに分けることできます。
・葉部分
・茎から根元部分(鱗茎)
葉部分
ハーブティに加えて楽しんだり、サラダとして、生でいただくことができます。
葉の部分は、香りと彩りを添えるものとして使われることが多いようです。
今回は、ジェノベーゼ風にオリーブオイルでソースを作ったので、のちほどご紹介します。
茎から根元部分(鱗茎)
根元については、セロリスティックのように、生で食べたり、煮込み料理にしたりするようです。
ただ今回買ったのは、スティッキオという品種のもので、鱗茎部分があまり大きく
ならないものでした。
また、茎の部分は、筋張っているものでしたので、煮込み料理の臭い消しに使用しました。
香りのしっかりある野菜なので、セロリと同じような使い方ができるように感じました。
どこで買えるの?
なかなかスーパーでは見かけることが少ないようで、私の場合は、野菜の直売所で買いました。
販売されている時期は、3~4月頃にかけて見かけることがありました。
あとは、野菜の直売サイトだと、比較的簡単に見つかりそうです。
選び方
1.葉先に張りのあるもの
鮮度が悪くなると葉先に張りがなくなるので、針のようにとがった葉先のものを
選ぶようにします。
2.葉色が、緑が鮮やかなもの
鮮度が落ちてくると色が体色し、緑色が薄くなっていきます。
葉先が白っぽくなったものは避けるようにしてください。
フェンネルのオリーブオイルソース作り方
材料
・フェンネル :50g(葉の部分と茎を一部)
・ニンニク :1かけ
・クルミ :10個(15g程度)
・オリーブオイル:100ml
・塩 :小さじ1/2
①フェンネルを水洗いをしたら、ミキサーに入るくらいにざく切りにします。
②にんにくは薄切り、クルミは細かく手で割って、ミキサーの中に入れます。
③オリーブオイルを加えて、塩を入れたら、ペースト状になるまでミキサーにかけ、完成です。
フェンネルソースを使った料理
フェンネル自体そこまで香りが強くはなく、少し甘くていい香りがします。
イタリアンなどの洋食に合いそうなオリーブオイルソースに仕上がりました。
フェンネルソースの自家製ピザ
自家製のピザ生地の上に、フェンネルソースを塗り、玉ねぎ、ピーマン、ハムをトッピングして
焼き上げました。
フェンネルの苦みはほとんど感じず、フェンネルソースのいい香りと、チーズが合い、
美味しくいただきました。
フェンネルのベーグルサンド
自家製ベーグルにフェンネルソースをつけ、チーズをのせて焼きます。
薄くスライスしたキュウリをはさんで、いただきました。
ピザの時よりも、フェンネルの苦みをほんのりと感じ、いつもと違う朝食になりました。
今回ご紹介した料理以外でも、ジャガイモと合えて、ポテトサラダにもしました。
ソースを作っておけば、簡単にイタリアンな食事を楽しむことができました。
まとめ
初めてみる野菜ってなかなか手に取りにくいですが、実はすごく美味しくて、
自分好みのものがあるのだなと改めて感じました。
これからも珍しい野菜に挑戦して、またご紹介します。
・フェンネルとは、セリ科の多年草のハーブ。茴香(ウイキョウ)やフィノッキオとも呼ばれる。
・香り成分にはさまざまな効能がある。(健胃効果、利尿・発汗作用、せき止め)
・フェンネルのオリーブオイルソースを作り、手軽にイタリアンを楽しめます!
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