おかひじき、おかわかめに次ぐ、“おか” シリーズの第三弾、おかのりです。
どんな野菜なのか、食べ方についてご紹介します。
おかのりとは
おかのりは、日本で古くから食べられていた冬葵(フユアオイ)の変種です。
見た目は、葉脈で表面がザラザラしており、茎も結構太めな葉物野菜です。
おかのりは、葉を乾燥させ、火にあぶると海苔に似た磯の香りがすることから名付けられた
と言われています。
旬はいつ?いくらで買える?
5月から11月頃までが旬の野菜のようです。
値段は、1袋(100gほど)で130円で購入しました。
小松菜と同じくらいの、値段と量になります。
旬の時期に、野菜の直売所ではよく見かけるようです。(収穫始めの5月から6月頃)
おかのりの栄養価
● ビタミンC :抗酸化作用や免疫力の強化に効果のある栄養素で、風邪の予防に最適。
またコラーゲンの合成に必要なビタミンで、お肌の健康維持に効果あり。
● カルシウム :骨や歯の成長を保つために必要な栄養素です。
● 鉄分 :赤血球の材料になり、また全身に酸素を運ぶ役割のあるミネラルです。
ビタミンCやタンパク質と一緒に取ることで鉄分の吸収率が向上するので、
食べ合わせにも注意が必要です。
おかのりの味、食べ方、下処理方法
下処理方法
①葉と茎に分けて、水でよく洗います。
※葉の表面がザラザラしているためか、表面に砂がたくさんついているので、よく洗います。
②鍋に塩一つまみ入れて、お湯を沸かし、2分30秒ゆでます。
③ざるにあけ、冷水で冷やしたら、水気をキッチンペーパーで取り、
一口大にカットして、完成です。
おかのりの味と食べ方について
だし醤油でおひたしにしていただきました。
青菜の青臭さはほとんどなく、海苔の風味も、茹でたものからは、感じませんでした。
茹でるとぬめりが出る野菜だという書かれているものもありましたが、
今回食べた限りでは、ぬめりもほとんどありませんでした。
まとめ
見かけることは少ない野菜だと思いますが、値段と量がお手頃で、使い勝手のよい野菜でした。
今度は、火であぶって本当に海苔の香りがするのか確認してみたいと思います。
・名前の由来は、火にあぶると海苔に似た磯の香りがすることから名付け。
・茹で時間は、少し長めだが、普通の青菜と同じような食べ方可能(茹でたり、炒めたり)
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